夕日が鞍掛山に隠れたあと、右の方に薄く幻日が見えていました(2019年 2月27日17時13分)
西日が雲に隠れているとき、飯縄山と黒姫山の間の上空に薄く幻日が見えていました(2018年 4月27日17時47分)
太陽に暈がかかり、左側に幻日が薄く見えていました(2014年 4月17日16時27分)
夕日が沈む間際に、飯縄山と黒姫山の間から縦の虹が上空に伸びていました(2013年 4月23日17時58分)
幻日 (げんじつ) とは、太陽と同じ高度の太陽から離れた位置に光が見える大気光学現象のことである。なお、月に対して同じような光が見える場合もあり、この場合は幻月 (げんげつ) と呼ばれる。
通常、幻日は太陽から約22度離れた太陽と同じ高度の位置に見える。雲の中に六角板状の氷晶があり、風が弱い場合、これらの氷晶は落下の際の空気抵抗のため地面に対してほぼ水平に浮かぶ。この氷晶の1つの側面から太陽光が入射し、1つ側面を挟んだ別の側面から出る場合、この2つの面は60度の角を成しているため、氷晶は頂角60度のプリズムとしてはたらく。
この氷晶によって屈折された太陽光は、太陽から約22度離れた位置からやってくるように見えるものが最も強くなる。このようにして見えるのが幻日である。
また、氷晶の屈折率は光の波長によって異なるため、幻日も虹のように色に分かれて見える。幻日は太陽に近い側が赤色、太陽から遠い側が紫色となっている。
【ウィキペディア】より