久保の家
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ぶどう畑の四季

収穫前の巨峰ぶどう

ぶどうの樹の剪定
整枝 秋に良いぶどうが実るように、樹の整枝・剪定をします。
  1. 陽当たりをよくし、作業しやすくする。
  2. 薬剤がかかりやすくする。
  3. 実の成り具合を調整し、樹の勢いを維持する。
  4. 棚を有効に利用する。
炭焼き
炭焼き 剪定した枝を焚いて炭にします。
枝が全部燃えた上に雪を載せるとちょうど良い炭になるが、雪が少ないと炭にならないで灰になってしまいます。
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粗皮削り
粗皮削り 冬の間、幹を包んでいた藁をはずすし、古くなった幹の皮を剥がし、皮のすきまで越冬している害虫や卵を退治します。
風が強い季節なので、細かなゴミが目に入りやすい作業です。
薬剤散布
消毒 病害虫の予防と成長の調整に最小限の薬剤を散布します。
散布の内容は「ぶどうの散布日誌」をご覧ください。
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芽掻き・整枝
整枝 実を成らせる新芽だけを残し、余分な芽は取り除きます。
全部の葉に日光が当たるように枝の配置を整え、余った枝は切らずに棚から降ろしておきます。
房切り
房切り前 房切り後 立派な巨峰をつくるためのもっとも大事な作業です。
小さなつぼみを指先で摘み取って形を整えます。
・写真左:房切り前
・写真右:房切り後
作業方法と時期が悪いと大きな実になりません。
梅雨入りと重なり、花が満開になるまでに終わらせるので忙しい作業です。
草刈り
草刈り 刈っても刈っても生えてくる雑草との果てしない戦いが続きます。
摘粒
摘粒 小さな粒や飛び出している粒などをハサミで1粒ずつ取り除き、1房についている粒数を35粒程度に調整する。房の形が悪いと値段が大きく下がってしまいます。
摘粒は上を向いてする作業のため、雨の日は雨具を着ていても袖口から雨水が入るので、ガムテープを袖口にしっかり巻き付け、雨水が入らないようにして作業します。
「農薬飛散防止旗」の掲示
農薬飛散防止旗 「収穫間近」であることを示す「農薬飛散防止旗」を掲示しました。
隣接するりんご畑などで散布した農薬が飛散してぶどうに付着するのを防止する、残留農薬防止の取組です。
袋かけ
色づき始めた巨峰 袋が掛かった巨峰
摘粒作業が終わると、改良普及員や農協の指導員の検査を受けます。
少ずつ色が付き始めると、鳥や蜂の害を避けるために袋を掛けます。
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烏(からす)よけ
烏よけ 旅烏(たびがらす)の群が来てぶどうの袋を破り、実をついばんだり房を落としたりする害が耐えません。
鯉のぼりやCDなど、烏よけをいろいろ試しているが、効果のほどは不明です。
鯉のぼりも、まさかこんなところにぶら下げられるとは思っていなかったでしょう。
収穫・荷造り
荷造り 房の重さと粒の色で選別して荷造りし、共選所に出荷します。
冬越し準備
藁切り 枯葉は病気や害虫の巣になっているので集めて燃やします。
稲わらを切って畑全体に敷き、有機肥料の発酵堆肥と種粕を散布します。
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また冬

ぶどうの樹の剪定
整枝 稲わらで幹を包んで保温します。
剪定するために、棚の針金に止めておいた枝を針金から外しておきます。
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