クヌギの木にクワガタとカブトムシがいました。
大きなミヤマクワガタの♂です。
この辺ではクワガタをオニムシ、ミヤマクワガタをハコショイと呼んで、カブトムシよりも大事にしていました。
裏山の雑木林に大きなクヌギの木があり、毎年、カブトムシやクワガタが集まっていました。
そのクヌギの木がいつのまにか伐られてなくなっていましたが、後に残った”とっこ”(切り株)に、カブトムシ、コクワガタ、カナブンなどが集まってきて、樹液を吸っていました。
カブトムシは堆肥の中から出てくるので、昔の子どもは馬鹿にして捕まえませんでした。
林道の土手に、入口をはぎ取られたクロスズメバチの巣がありました。
通称ジバチで、幼虫は信州の3大珍味の一つ「蜂の子」です。
リンゴの木に土でできた蜂の巣らしきものがありました。
庭のツバキの木に面白い形をした蜂の巣がありました。
※水心さんから、スズメバチの作りかけの巣だと教えていただきました。(2005年2月22日)
よほど住みやすいのか、スズメバチが毎年のように巣をかけています。
十々木入(とときいり)のため池のほとりに、オニヤンマの抜け殻がありました。
残念ながら、羽化した後でした。
家の前を流れる用水路の壁で、ヤゴの殻にオニヤンマがしがみついていました。
羽化したばかりで、体の黒い縞がまだ灰色がかっています。
アカトンボが菖蒲の枯葉に止まって羽を休めていました。
「遠山が目玉にうつるとんぼ哉」一茶
くだもの畑ではアブラゼミがたくさん鳴いています。
土の中から出てきた幼虫は、いろいろな場所で成虫になり、抜け殻が残っています。
ぶどうの葉の裏に残されたアブラゼミの抜け殻です。
りんごの実に残されたアブラゼミの抜け殻です。
「不性者蝉の羽衣着たりけり」一茶
ジョロウグモの巣にかかったミンミンゼミ
脱出しようと必死にもがく
必死にもがくが、逃げられない
「仰のけに落ちて鳴きけり秋の蝉」一茶
地中から出てきて羽化したばかりです。
カヤの葉を丸めて作ったクモの巣。
どうやって作ったのかな。
今年はやたらにジョロウグモが多かった。