高井野の風景>北アルプス遠望

白馬三山(しろうまさんざん)

2004.2.1 (2004年 2月 1日)

2004.4.29 (2004年 4月29日)

初夏

2004.6.3 (2004年 6月 3日)

2010.10.9 (2010年10月9日)
2003.10.25 (2003年10月25日)
2006.11.25 (2006年11月25日)

白馬岳

白馬岳(しろうまだけ;2,932m)、杓子岳(しゃくしだけ;2,812m)、鑓ガ岳(やりがたけ;2,903m)からなる北アルプス北部・後立山連邦(うしろたてやまれんぽう)の主峰で、白馬岳は深田久弥さんの「日本百名山」に選定されています。
また、白馬岳のお花畑はすばらしく、田中澄江さんの「花の百名山」、「新・花の百名山」のいずれにも選定されています。

しろうま

馬の形をした雪形が田んぼの代掻きの時期に現れることから”代掻き馬(しろかきうま)”と呼んだものが”白馬(しろうま)”に変わったそうですが、最近は本名の”しろうま”よりも”はくば”のほうが全国的に通りが良いようです。
冬季オリンピック・ジャンプ会場のある村の名前でさえ白馬村(はくばむら)だから、仕方がないか。
同じ長野県の北部でも、当地方では”代掻き”とはいわず”田掻き”というので、北アルプスの裾の西側と千曲川が流れる東側とはずいぶん違いがあります。
ある信州人が「うしろ立山とは何だ。こっちが表で、立山は裏だ。」と憤慨していました。立山を見ることができない北信州の住人として、この気持ちは理解できますが、もともと北アルプスは”飛騨山脈”なのですから、どっちが表で、どっちが前なんでしょうか。
善光寺さんのある長野市からは、中間にある山にさえぎられて白馬岳を見ることはできません。長野市内にある長野高校の校歌は「山また山の遙方に聳ゆる白馬の雪の峰」という詞で始まります。この詞の作者は、実際に見えなくても想像力を働かせろ、といいたかったんでしょう。きっと。

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