高井野の風景>北アルプス
朝霧と北アルプス
善光寺平の低地を埋めている霧の上に北アルプスが連なっています(2018年12月25日)
↓写真の山にポインタを合わせてクリックすると山の説明に移動します。
北アルプスの山々
山の名前と簡単な説明(写真の左から)
- 蝶ケ岳(2677m、国内96位)
春になると蝶の形をした雪形が現れることから名前がつけられた。
- 前穂高岳(3090m、国内11位)
- 常念岳(2857m、国内45位、日本百名山に選定)
民話に出てくる”常念坊”という徳利を下げた坊主の雪形から名前がついた。
安曇平(最近は安曇野のほうが一般的)からはよく見えるが、北信州からは穂高連峰に紛れて判別しにくい。
- 奥穂高岳(3190m、穂高連峰の主峰で日本第3位の高峰、日本百名山に選定)
芥川龍之介の「河童」から名付けられた上高地・河童橋で眺める山容は実に雄大。
- 北穂高岳(3106m、国内9位)
- 槍ヶ岳(3180m、日本第5位の高峰、日本百名山と花の百名山に選定)
元旦の頃、北信州ではうまくすると槍の穂先に突き刺さるように沈む夕日を見ることができる。
- 大天井岳(2922m、国内9位、日本二百名山に選定)
松本城の天守閣に似ているので”おてんしゅかく”といわれたのが”おてんしょう”に変わった。
標高は高い山であるが、北信州からは槍ヶ岳の付属にしか見えない。
- 燕岳(2763m、国内76位、日本二百名山に選定)
里から見るとこれといって特徴のない山。
山小屋の燕山荘には長野県で最初にテレビが入って東京の放送を受信した。
かつては長野県内の中学校登山の筆頭だったが、最近は引率の先生が”北アルプス急登御三家”のひとつといわれる急な登りを嫌うので、バスやロープウェイでらくちんに登れる山にその座を譲っている。
- 餓鬼岳(2647m、日本二百名山に選定)
岩場や崖が続くので崖岳(がけだけ)と呼ばれたのが、餓鬼岳(がきだけ)に変わった。
- 野口五郎岳(2924m、国内28位、日本三百名山に選定)
石がごろごろしている場所を”ごおろ”と呼び、それが”五郎(ごろう)”になった。
某歌手はこの山の名前をそっくり取った。
- 三ツ岳(2845m、国内47位)
- 烏帽子岳(2628m、日本二百名山に選定)
”烏帽子”のように尖っている。
- 不動岳(2601m)
- 北葛岳(2551m)
- 蓮華岳(2799m、国内66位、日本三百名山と新・花の百名山に選定)
蓮の葉を広げたような山容から名付けられた。
- 針ノ木岳(2821m、国内54位、日本二百名山と新・花の百名山に選定)
「山を想えば人恋し、人を想えば山恋し」と詠んだ百瀬慎太郎によって開拓された。
- スバリ岳(2752m、国内80位)
- 赤沢岳(2678m)
- 爺ヶ岳(2670m、国内99位、日本三百名山と花の百名山に選定)
苗代に種を蒔く時期に現れる”種まき爺さん”の雪形が名前の由来。
- 鹿島槍ヶ岳(2889m、国内36位、日本百名山と花の百名山に選定)
北信地方からもよくわかる双耳峰で、山をかけ下る”獅子”と空に飛び立つ”鶴”の雪形が現れる。
- 五竜岳(五龍岳)(2814m、国内57位、日本百名山に選定)
頂上の下にできる雪型が甲斐・武田家の紋章である”武田菱(たけだびし)”とそっくりなことから御菱岳(ごりょうだけ)と呼ばれたものが五竜岳(ごりゅうだけ、地図では五龍が多い)になった。
- 唐松岳(2696m、国内92位、日本三百名山に選定)
東に延びる尾根が「八方尾根」で長野オリンピックの会場になった。
- (白馬)鑓ヶ岳(2903m、国内32位)
中腹には日本で二番目に高い白馬鑓温泉(2100m)がある。
- 杓子岳(2812m、国内60位)
- 白馬岳(2932m、国内26位、日本百名山と花の百名山に選定)
山腹に現れる雪形が”代掻き馬”の形をしていることから代馬(しろうま)と呼ばれ、それが白馬(しろうま)に変わったが、今はほとんど”はくば”で通っている。
- 小蓮華山(2769m、国内71位)
春には子馬の雪形が現れる。
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参考:カシミール3Dによる画像
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