アサギマダラ(浅黄斑)

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アサギマダラ 遠くから飛んできたばかりの♂でしょう。
翅が傷んでいます。
(2005年5月28日 林道で)
アサギマダラ ヨツバヒヨドリで吸蜜しています。
(2006年7月22日 林道で)
アサギマダラ ♀です。
(2006年7月22日 林道で)
アサギマダラ ヨツバヒヨドリにたくさん集まっています。
(2005年8月30日 奥の林道で)
アサギマダラ アザミで吸蜜しています。
南へ渡る前の最後の栄養補給でしょう。
(2005年9月23日 林道で)
アサギマダラ 11月なのに畑の隅の菊で吸蜜しています。
渡りを止めたのか、それとも忘れちゃったのでしょうか。
(2006年11月 4日 りんご畑で)

あさぎまだら【浅黄斑】: マダラチョウ科の大形のチョウ。翅は青灰色半透明で、前翅の翅脈と外縁に沿う部分は黒く、後翅の翅脈と外周部は濃褐色。 幼虫の食草はガガイモ科の植物で、年に数回発生。長距離移動をする。 広辞苑
アサギマダラ: 見掛けによらず飛ぶ力が強く「渡り」をすることで知られている。
村内へは5月末から6月に、暖かい地方から飛来し、山地に自生しているイケマに産卵し、 ふ化した幼虫は蛹を経て7月下旬から羽化が始まり、いろいろの花に集まる。 とくにヨツバヒヨドリの花を好み、群れを作ることもある。
このチョウのもっとも活動する気温は19℃〜24℃で、日中の暑いときには日陰に静止して休んでいる。 じゅうぶん栄養を取ったチョウは、早いものでは涼しくなる9月上旬から南の温かい地方へ「渡り」を始め、 9月下旬には姿が見られなくなる。
村内では、通常年一回の発生であるが、まれに8月に入って産卵が行われ、2回目の発生が確認されている。 信州高山村誌

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