赤い口吻がアクセントです。
(2004年7月31日 林道で)
「墨染の蝶がとぶ也秋の風」一茶
スミナガシがほかの昆虫に混じって樹液を吸っています。
(2004年8月8日 林道で)
自然光では黒っぽい羽の色です。
カブトムシもいました。
長い口吻は便利そうです。
口吻の赤い色は標本にすると消えてしまうそうです。
スミナガシ: 墨を流したような斑紋や、赤い口吻など、特長のある美しいチョウで、年二回発生し、 松川流域をはじめ、低山地の広葉樹林帯に分布しているが、必ずしも多くはない。 幼虫はアワブキ、ミヤマハハソを食べ、若い幼虫は独特の食痕を残すため見付けやすいが、 寄生バエに犯されているものが多いことに驚かされる。 信州高山村誌