熱帯地方に自生するものが品種改良されたもので、花弁のように見えるのは雄しべが変化したものです。
上信越自動車道の須坂・長野東インターを出て須坂・菅平方面に右折すると、真っ赤なカンナの花がずらっと並んで咲いているのが目に入ります。
通称フラワーロードで、須坂市の『カンナ街道』の一角です。
道路脇の小さな看板に「広島・長崎から里帰りしたカンナ」という表題で経緯が簡単に書かれ、横に植えられているカンナの根本には広島と長崎の小学校名のプレートが添えられています。
詳しい経緯は橘 凛保の『平和カンナ・プロジェクト』カンナがつなぐ『平和のバトン』世界中の人の心にカンナの花を咲かせましょう!に記載されています。
2010年の様子が信州須坂いきいきブログに紹介されていますが、橘さんにカンナの球根を1,000個提供された田辺さんは2010年9月29日に逝去されました。
橘さんや須坂市、広島市、長崎市のみなさんによって、世界各地にカンナ街道が拡がっていくことでしょう。
メモ | カンナ【Cannaラテン】 カンナ科の春植球根類。茎は緑色平滑で約2メートル。 葉は大形の楕円形で先端が尖り、やや芭蕉の葉に似る。 夏秋、長い花茎に花弁様の雄しべを持つ花を総状につける。 中南米産の原種からヨーロッパで改良され、品種が多い。 また、広くはカンナ科カンナ属植物(その学名)で、中南米・インドなどに分布。 ハナカンナ。オランダダンドク。 【広辞苑】 |
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科名 | カンナ科(ダンドク科)カンナ属 | 学名 | Canna x generalis L.H.Bailey ハナカンナ 標準 【米倉浩司・梶田忠 (2003-) 「BG Plants 和名−学名インデックス」(YList)】 |
調理 | |||
薬効 | |||
季語 | 秋 | 更新日 | 2013年11月 6日 |
【花の色】
白
青〜青紫
紫
桃
赤〜朱
黄〜橙
緑
混合
【実の色】
黒〜黒褐色
赤〜橙色
紫色
茶〜褐色
緑色
黄色
白〜灰色
色々
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名前のさくいん