ダイモンジソウ(大文字草)

メモ だいもんじそう【大文字草】
 ユキノシタ科の多年草。山地の湿った岩などに生ずる。 根生葉は長柄、腎臓形でやや厚く、毛がある。 夏、高さ約30センチメートルの花茎上に白花を多数付ける。 上3弁が小さく、下2弁は長く、「大」の字形になる。
【広辞苑】
ダイモンジソウ(ゆきのした科)
 湿った岩などのところに生えている。 葉は、上部に普通毛があり、下面は白色を帯びるが、暗紅色のものもある。 花期は7〜9月、花弁は白色で大の字形につく。 高山村では、各地の沢水の近くや、湿ったところに生えている。
 この近縁のもので庭先の日陰や石垣等に生えているユキノシタがある。 ダイモンジソウは、現在園芸品種として多くの品種が販売されている。 少し高い山に行くと「クロクモソウ」があり、花の色は暗紅紫色をしている。
 ダイモンジソウの名「大文字草」で花弁が「大」の字についているのでつけられた。
【高山村の花の紹介】
科名 ユキノシタ科ユキノシタ属 学名 Saxifraga fortunei Hook.f. var. alpina (Matsum. et Nakai) Nakai  ダイモンジソウ 標準
Saxifraga fortunei Hook.f.  ダイモンジソウ 広義
Saxifraga mutabilis Koidz.  ダイモンジソウ synonym
Saxifraga fortunei Hook.f. var. crassa Nakai  ダイモンジソウ synonym
Saxifraga fortunei Hook.f. var. incisolobata (Engl. et Irmsch.) Nakai  ダイモンジソウ synonym
Saxifraga fortunei Hook.f. var. mutabilis (Koidz.) H.Nakai et H.Ohashi  ダイモンジソウ synonym
Saxifraga fortunei Hook.f. var. pilosissima Nakai  ダイモンジソウ synonym
【米倉浩司・梶田忠 (2003-) 「BG Plants 和名−学名インデックス」(YList)】
調理 食べ方や薬効 葉と茎はうすめの衣をつけて天ぷらにします。
薬効 便秘に効きます。
季語 更新日 2016年 8月27日

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【花の色】   青〜青紫      赤〜朱  黄〜橙    混合
【実の色】 黒〜黒褐色  赤〜橙色  紫色  茶〜褐色  緑色  黄色  白〜灰色  色々
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