フキ(蕗)

メモ ふき【蕗・苳・款冬・菜蕗】
 キク科の多年草。日本各地に自生、食用に栽培。茎は地中にあって甚だ短い。 葉柄は長さ30〜70センチメートル、上部に大きな腎臓形の葉をつける。 早春、葉に先立って、大きな(ほう)に包まれた花茎、「蕗の(とう)」を生じ、 多くの細かい白花を開く。雌雄異株。葉柄と花茎とは食用。 寒地には巨大なアキタブキが、また園芸品種がいくつかある。
【広辞苑】

ふきのとう【蕗の薹】
 (「蕗の塔」からか)春の初めに蕗の根茎から生え出る花茎。ふきのじい。ふきのしゅうとめ。
【広辞苑】

フキ・フキノトウ
 フキは雪解けのころ、花のつぼみをふくらませ咲き出す。 このつぼみをフキノトウと呼んで利用する。 また、葉が開いたら葉の柄を利用して煮付ける。 フキ味噌、キャラブキなど。
【信州高山村誌】
科名 キク科フキ属 学名 Petasites japonicus (Siebold et Zucc.) Maxim.  フキ 標準
【米倉浩司・梶田忠 (2003-) 「BG Plants 和名−学名インデックス」(YList)】
調理 食べ方や薬効 蕗味噌が代表料理ですが、ほかにもいろいろ楽しめます。
薬効 乾燥したフキノトウはせき止め、去痰に用いられます。
茎や根はうがい薬に使えます。
肝臓に有害なペタシテニンを含んでいます。
季語 夏。「蕗の葉」
「蕗の薹」は春
更新日 2012年11月29日

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【花の色】   青〜青紫      赤〜朱  黄〜橙    混合
【実の色】 黒〜黒褐色  赤〜橙色  紫色  茶〜褐色  緑色  黄色  白〜灰色  色々
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