黄緑をした釣鐘型の小さな花が房状にぶら下がっています。
小さな実が真っ赤に熟し、つやつやとイクラのように輝いています。
昔は子どもたちの貴重なおやつでした。
フサスグリは古くオランダやデンマークなどで庭園用植物として栽培され、我が国へは明治5〜6 年頃、北海道開拓使によって導入されたとされています。
その後、昭和から平成にかけて米国から導入された品種が、青森県、千葉県、長野県などで栽培されているようです。
我が家に自生しているものは、大正時代に栽培されたものの名残かもしれません。
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メモ | フサスグリ フサスグリ(房酸塊)はスグリ科の植物。ヨーロッパ原産。 果実の色が赤色の系統をアカスグリ(赤すぐり、レッドカーラント)、白色の系統をシロスグリ(白すぐり)と呼ぶ。 黒色のクロスグリ(カシス)は別種である。別名としてフランス語由来でグロゼイユ(Groseille)とも。 ヨーロッパではつやのある小液果をジャムやゼリー、果実酒などに加工するため、ごく普通に栽培する。 赤色品種は酸味が強く、専ら加工用。白色品種は若干甘味があり、生食も可能。 小さく可憐な実であるため、ケーキやパフェなどの飾りとしてもしばしば用いられる。 【フレッシュアイペディア】 |
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科名 | スグリ科スグリ属、ユキノシタ科 | 学名 | Ribes rubrum L. フサスグリ 標準
Ribes sativum Syme フサスグリ synonym 【米倉浩司・梶田忠 (2003-) 「BG Plants 和名−学名インデックス」(YList)】 |
調理 | 茎をつまんで房を口の中に入れ、茎だけ引っぱって取り出し、口の中に残った実を潰して味わい、皮と種を吹き出します。強烈に酸っぱい。 | ||
薬効 | 「目によい」「風邪によい」と言われることもあるが、確かなデータはない。【フレッシュアイペディア】 | ||
季語 | 更新日 | 2014年 4月 8日 |
【花の色】
白
青〜青紫
紫
桃
赤〜朱
黄〜橙
緑
混合
【実の色】
黒〜黒褐色
赤〜橙色
紫色
茶〜褐色
緑色
黄色
白〜灰色
色々
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