ゴゼンタチバナ(御前橘)

メモ ごぜん‐たちばな【御前橘】
 (「御前」は石川・岐阜県境の白山はくさんの主峰名。白山で最初に発見された)ミズキ科の常緑多年草。 北半球の亜高山帯の林下に生じる。 高さ約10センチメートルで、葉は4〜6片輪生。花軸の頂に白色4片の総苞、中央に小花を多数つける。 果実は赤く熟す。
【広辞苑】
ゴゼンタチバナ(みずき科)
 亜高山帯の林内に生える。高山村では、6〜7月ごろ牧場附近より上部に多く見ることができ、大きな株になっているのは見事である。
 高さは10〜15センチ、葉が輪生し、4枚では花をつけず、6枚になるとつける。白い4枚の花弁のように見えるのは総苞片で、花は小さく、中央に10〜30個頭状に集まっている。 秋には真っ赤な実が美しい。
 日本名「御前タチバナ」の「御前」は最初に白山で発見され、果実の形がタチバナに似ているからである。
「高山村の花の紹介」【館報たかやま】
科名 ミズキ科ゴゼンタチバナ属 学名 Cornus canadensis L.  ゴゼンタチバナ 標準
Chamaepericlymenum canadense (L.) Asch. et Graebn.  ゴゼンタチバナ synonym
【米倉浩司・梶田忠 (2003-) 「BG Plants 和名−学名インデックス」(YList)】
調理
薬効
季語 更新日 2023年10月12日

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【花の色】   青〜青紫      赤〜朱  黄〜橙    混合
【実の色】 黒〜黒褐色  赤〜橙色  紫色  茶〜褐色  緑色  黄色  白〜灰色  色々
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