ヒトリシズカ(一人静)

メモ ひとりしずか【一人静】
 センリョウ科の多年草。山地の林下に自生。茎は20センチメートル内外、頂に楕円形の4葉を輪状につける。 早春、白色の細花穂を、1〜2本つける。マユハキグサ。ヨシノシズカ。漢名、及己。
【広辞苑】
ヒトリシズカ
 山の林に生えている多年生草本。高山村では、舞の道の端に生えていることが多い。葉が4枚1カ所から出て、その真中に白い花穂をつける。背丈は15〜25センチ位。春4〜5月に花をつける。
 山野草として人気のあるもののひとつで、この名は林の中に真白い花をつけていることから倭漢三才図会(江戸時代中期)に「静とは源義経の寵妾にして吉野山に於て歌舞の事あり、好事者其美を比して以て之に名づく」とあり。「静御前」の「静」から名づけられている。
  これに似て、やや大型で花穂が2本あるものを「フタリシズカ」という。
「高山村の花の紹介」【館報たかやま】
科名 センリョウ科チャラン属 学名 Chloranthus japonicus Siebold  ヒトリシズカ 標準
Tricercandra japonica (Siebold) Nakai  ヒトリシズカ synonym
【米倉浩司・梶田忠 (2003-) 「BG Plants 和名−学名インデックス」(YList)】
調理
薬効
季語 春。「吉野静」「眉掃草」 更新日 2019年 2月 7日

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【花の色】   青〜青紫      赤〜朱  黄〜橙    混合
【実の色】 黒〜黒褐色  赤〜橙色  紫色  茶〜褐色  緑色  黄色  白〜灰色  色々
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