ホオノキ(朴の木、厚朴)

メモ ほお【朴・厚朴】
 モクレン科の落葉高木。山地に自生し、高さ15〜25メートル。葉は大形で有柄長楕円形。 5月頃、直径15センチメートルもの帯黄白色で香気の強い9弁の花を開く。 果実は長さ約15センチメートル、熟すと糸を引いて赤色の種子を垂らす。 材は細工しやすく、版木・建築・器具・木炭に用いる。 樹皮は生薬の厚朴(こうぼく)の代用品として風邪などに用いる。ホオノキ。ホオガシワ。
【広辞苑】
科名 モクレン科モクレン属 学名 Magnolia hypoleuca Siebold et Zucc.  ホオノキ 標準
Magnolia obovata auct. non Thunb.  ホオノキ synonym
【米倉浩司・梶田忠 (2003-) 「BG Plants 和名−学名インデックス」(YList)】
調理 食べ方や薬効 木曽名物の「朴葉巻き」は、米の粉をこねた皮で小豆の餡を包み、朴の葉でくるんで蒸し上げたものです。 月遅れの端午の節句の柏餅のかわりで、朴の葉の香りがしみこんだ独特の味があります。
薬効 便秘、咳や痰、胃炎などに効きます。
季語 「朴の花」は夏。
「朴落葉」は冬
更新日 2012年11月 6日

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【花の色】   青〜青紫      赤〜朱  黄〜橙    混合
【実の色】 黒〜黒褐色  赤〜橙色  紫色  茶〜褐色  緑色  黄色  白〜灰色  色々
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