イネ(稲)

メモ いね【稲】
 イネ科の一年生作物。栽培種は2種。サチバ種は東南アジア起源、現在、世界各地の熱帯・温帯で栽培。 グラベリマ種はアフリカ起源、現在はアフリカの一部でわずかに栽培。 サチバ種には、(もみ)の丸くて短い日本型、細長いインド型、大粒のジャワ型の3亜種がある。 日本への伝来経路は諸説あるが、縄文末期までに将来されたらしい。 草丈は、改良種では1メートルを超えない。茎は中空で数個の節がある。 葉は長線形で、葉身と葉鞘とから成り互生。夏から秋にかけて出穂する。 秋に熟する果実を米といい、食用。日本の農業上、最も重要な作物で、水田に栽培する水稲(すいとう)と、畑地に栽培する陸稲(りくとう)がある。 成熟の遅速によって早稲(わせ)中稲(なかて)晩稲(おくて)に分け、澱粉の性質によって(うるち)(もち)の2群とする。しね。
【広辞苑】
科名 イネ科イネ属 学名 Oryza sativa L.  イネ 標準
Oryza sativa L. var. terrestris Makino  イネ synonym
【米倉浩司・梶田忠 (2003-) 「BG Plants 和名−学名インデックス」(YList)】
調理 日本人の主食でした。
薬効
季語 秋。「稲の花」「初穂」「稲穂」「稲実る」「稲の原」「稲の露」「稲の秋」「稲の香」「稲田」 更新日 2012年12月 6日

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【花の色】   青〜青紫      赤〜朱  黄〜橙    混合
【実の色】 黒〜黒褐色  赤〜橙色  紫色  茶〜褐色  緑色  黄色  白〜灰色  色々
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