ケナシヤブデマリ(毛無藪手毬)

メモ 毛無し藪手毬 (ケナシヤブデマリ)
 毛無し藪手毬 (ケナシヤブデマリ) はスイカズラ科ガマズミ属の落葉低木である。
 日本固有種である。本州の東北地方から滋賀県北部にかけての日本海側と北海道の東部に分布し、渓流沿いや湿った林の中に生える。
 太平洋側に分布する藪手毬 (ヤブデマリ)の日本海側に適応した変種である。葉には柄があり、葉の長さは5センチから15センチくらいである。また、葉にはほとんど毛がなく、それが名の由来になっている。
 開花時期は5月から6月である。額紫陽花(ガクアジサイ)に似た白い花をつける。真ん中にあるのが両性花で、周りを直径2、3センチの大きな装飾花が取り囲む。装飾花は不揃いに裂け、そのうちの1つが極端に小さいのが特徴である。
【花図鑑】
科名 スイカズラ科ガマズミ属 学名 Viburnum plicatum Thunb. var. plicatum f. glabrum (Koidz. ex Nakai) Rehder  ケナシヤブデマリ 標準
Viburnum plicatum Thunb. subsp. glabrum (Koidz. ex Nakai) Kitam.  ケナシヤブデマリ synonym
Viburnum plicatum Thunb. var. glabrum (Koidz. ex Nakai) H.Hara  ケナシヤブデマリ synonym
【米倉浩司・梶田忠 (2003-) 「BG Plants 和名−学名インデックス」(YList)】
調理
薬効
季語 更新日 2018年 6月24日

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【花の色】   青〜青紫      赤〜朱  黄〜橙    混合
【実の色】 黒〜黒褐色  赤〜橙色  紫色  茶〜褐色  緑色  黄色  白〜灰色  色々
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