コブシ(辛夷)

「さほ姫の御目の上のこぶし哉」一茶

メモ こぶし【辛夷】
 モクレン科の落葉高木。山野に自生、また観賞用に栽植。高さ約10メートル。 早春、葉に先だって芳香ある白色六弁の大花を開く。果実は秋に熟し開裂、白糸で赤い種子を釣り下げる。 材は緻密で器具・建築に、蕾は鎮静・鎮痛剤に、花は香水の原料に、樹皮・枝葉からはこぶし油をとる。 ヤマアララギ。コブシハジカミ。(漢名「辛夷」は本来モクレンの称)。
【広辞苑】
科名 モクレン科モクレン属 学名 Magnolia kobus DC.  コブシ 標準
Magnolia praecocissima Koidz.  コブシ synonym
【米倉浩司・梶田忠 (2003-) 「BG Plants 和名−学名インデックス」(YList)】
調理
薬効 強壮や頭痛、蓄膿症、鼻炎に効きます。
季語 仲春。「木筆(こぶし)」「山木蓮(やまもくれん)」「こぶしはじかみ」「やまあららぎ」「田打桜(たうちざくら) 更新日 2016年 4月12日

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【花の色】   青〜青紫      赤〜朱  黄〜橙    混合
【実の色】 黒〜黒褐色  赤〜橙色  紫色  茶〜褐色  緑色  黄色  白〜灰色  色々
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