クワ(桑)【ヤマグワ(山桑)】

メモ くわ【桑】
 クワ科の落葉高木クワ類の総称。ヤマグワおよびその栽培品種がもっとも普通だが、別種のハチジョウグワ、中国産の魯桑(ろそう)なども栽培される。 養蚕のために刈りとるから長大なものは少ない。樹皮は淡褐色、葉は深い切れ込みのあるものと全縁のものとある。 春、淡黄緑色の単性花を穂状に綴る。雌雄異株、稀に同株。花後、小さい実を結び、熟すれば紫黒色を呈し、味は甘い。 材は諸種の用に供し、特に自生樹は硬く、工芸用材として珍重。樹皮の繊維は製紙の原料。 殊に葉は養蚕用として重要。四木の一。
【広辞苑】

しぼく【四木】
 茶・桑・漆・(こうぞ)の総称。江戸時代、三草と共に重要植物として栽培された。しもく。
【広辞苑】
科名 クワ科クワ属 学名 Morus australis Poir.  ヤマグワ 標準
Morus bombycis Koidz.  ヤマグワ synonym
【米倉浩司・梶田忠 (2003-) 「BG Plants 和名−学名インデックス」(YList)】
調理
薬効 クワの実を焼酎に漬けた桑の実酒は、疲労回復、強壮、動脈硬化予防に効果があります。
季語 晩春。「桑の芽」「桑の花」「やまぐわの花」「桑畑」
「桑の実」は夏
「枯桑」は冬
更新日 2013年 1月19日

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【花の色】   青〜青紫      赤〜朱  黄〜橙    混合
【実の色】 黒〜黒褐色  赤〜橙色  紫色  茶〜褐色  緑色  黄色  白〜灰色  色々
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