ノビネチドリ(延根千鳥)

メモ ノビネチドリ(のびねちどり)【延根千鳥】
 ラン科の多年草。塊根は紐(ひも)状、あまり肥厚しない。茎は高さ20〜60センチ。 葉は茎の下部に数枚つき、楕円(だえん)形で長さ約10センチ、縁(へり)は波打つ。 5〜6月、径約5ミリの淡紅紫色花を多数密生する。唇弁は倒卵形で先端はごく浅く三裂し、長さ約2ミリの短い距(きよ)がある。 テガタチドリに似ているが、ノビネチドリは距が短く、葉がより幅広く、塊根が掌状に分裂しないので区別される。 林縁に生え、中部地方以北の本州、北海道からカムチャツカの冷温帯〜亜寒帯に分布する。
【日本大百科全書】
科名 ラン科テガタチドリ属 学名 Gymnadenia camtschatica (Cham.) Miyabe et Kudo   ノビネチドリ 標準
Neolindleya camtschatica (Cham.) Nevski  ノビネチドリ synonym
Platanthera camtschatica (Cham.) Makino  ノビネチドリ synonym
【米倉浩司・梶田忠 (2003-) 「BG Plants 和名−学名インデックス」(YList)】
調理
薬効
季語 更新日 2013年 1月19日

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【花の色】   青〜青紫      赤〜朱  黄〜橙    混合
【実の色】 黒〜黒褐色  赤〜橙色  紫色  茶〜褐色  緑色  黄色  白〜灰色  色々
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