オキナグサ(翁草)

メモ おきなぐさ【翁草】
 キンポウゲ科の多年草。山野の乾燥した草地に生え、全体が白色の長毛で覆われるのでこの名がある。 葉は羽状。春先、暗赤紫色の六弁花を開き、のち多数の果実の集まりが長毛(花柱の変形)を風になびかせる。 根を乾燥したものは生薬の白頭翁で、消炎・止血剤とする。ネコグサ。
【広辞苑】

オキナグサ(翁草)
 花の後、白い毛をつけた果実が茎の先に集まっている様子を白髪の老人にたとえたものである。 子どもたちはこの毛をなめては、人形の髪をなでるように遊んでいた。
 オキナグサの種子は容易に発芽して、2〜3年で花が咲く。 ただ、放置するとだんだんと大株になり、やがて突然に消えてしまう。
【信州高山村誌】
科名 キンポウゲ科オキナグサ属 学名 Pulsatilla cernua (Thunb.) Bercht. et C.Presl  オキナグサ 標準
Anemone cernua Thunb.  オキナグサ synonym
【米倉浩司・梶田忠 (2003-) 「BG Plants 和名−学名インデックス」(YList)】
調理
薬効 下痢止めなどに使われます。
有毒成分を含んでいて、素人療法は危険です。
季語 更新日 2018年 4月14日

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【花の色】   青〜青紫      赤〜朱  黄〜橙    混合
【実の色】 黒〜黒褐色  赤〜橙色  紫色  茶〜褐色  緑色  黄色  白〜灰色  色々
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