オヤマボクチ(雄山火口)

メモ オヤマボクチ(おやまぼくち)【雄山火口】
 キク科の多年草。茎は直立し、高さ1〜1.5メートル、紫色を帯びる。 根出葉は大形、卵形で、長さ20〜35センチメートル、裏面に白色の綿毛が密生する。茎葉は互生し、上方へしだいに小形となる。 9〜10月、茎上部が分枝し、その先に大きな頭状花をつけ、下向きに開く。総包は丸い鐘形で、長さ3〜4センチメートル。 総包片は狭披針(きょうひしん)形、中ほどで幅1.5〜2ミリメートル、堅く、外片は開出する。 北海道、本州東部、四国および中国大陸中南部にやや飛び石的に分布する。山地の日当りのよいやや乾いた草原に生える。 若葉を餅(もち)に入れて食べるため農家で栽培されることもある。地方によりヤマゴボウの方言がある。
【日本大百科全書】
科名 キク科ヤマボクチ属 学名 Synurus pungens (Franch. et Sav.) Kitam.  オヤマボクチ 標準
【米倉浩司・梶田忠 (2003-) 「BG Plants 和名−学名インデックス」(YList)】
調理 食べ方や薬効 若芽を茹でて餅に入れ、草餅を作ります。
飯山市にはオヤマボクチ(ヤマゴボウ)をつなぎに入れたおいしい『富倉蕎麦』があります。
薬効
季語 更新日 2014年 4月 4日

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【花の色】   青〜青紫      赤〜朱  黄〜橙    混合
【実の色】 黒〜黒褐色  赤〜橙色  紫色  茶〜褐色  緑色  黄色  白〜灰色  色々
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