サンカヨウ(山荷葉)

メモ さん‐かよう【山荷葉】
 メギ科の多年草。深山の林床に生じ、地下に根茎が走り、地上茎を直立する。 高さ約50センチメートル。根生葉と2〜3枚の茎葉は共に広卵形で深く2裂。 初夏に茎頂に短い花序を出して、6弁の白花を数個つける。花後は紫黒色の球形の液果をつける。
【広辞苑】
サンカヨウ(めぎ科)
 深山の木陰に生え、雪が消えると芽を出してくる。この時には、つぼみも葉と一緒に出てきて、花と葉が同時に開くようになる。 花弁は純白、雄しべは黄色、雌しべは緑色となり、清純な感じの花である。
 高山村では、標高1500メートル付近の林の陰に生え、山田牧場の北側の日陰には群落をなしている姿が見られる。 秋になると美しい藍色の一センチ位の果実をつける。名は漢名の山荷葉から。
「高山村の花の紹介」【館報たかやま】
科名 メギ科サンカヨウ属 学名 Diphylleia grayi F.Schmidt  サンカヨウ 標準
Diphylleia cymosa Michx. subsp. grayi (F.Schmidt) Kitam.  サンカヨウ synonym
Diphylleia cymosa Michx. subsp. grayi (F.Schmidt) Kitam. var. incisa (Takeda) T.Shimizu  サンカヨウ synonym
Diphylleia grayi F.Schmidt var. incisa Takeda  サンカヨウ synonym
【米倉浩司・梶田忠 (2003-) 「BG Plants 和名−学名インデックス」(YList)】
調理
薬効
季語 更新日 2018年 6月26日

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【花の色】   青〜青紫      赤〜朱  黄〜橙    混合
【実の色】 黒〜黒褐色  赤〜橙色  紫色  茶〜褐色  緑色  黄色  白〜灰色  色々
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