サルメンエビネ(猿面海老根)

メモ サルメンエビネ(さるめんえびね)【猿面海老根】
 ラン科の常緑多年草。短い偽球茎が連なる。葉は3、4枚束生して倒卵形、長さ15〜25センチメートル、幅6〜8センチメートル、縦じわが目だつ。 5〜6月、葉の間から30〜50センチメートルの花茎を伸ばし、径約3センチメートルの花を10個ほどややまばらにつける。 萼片(がくへん)と花弁は黄緑色を呈し、平開する。 唇弁は基部に1対の側小裂片があり、中裂片は大きく赤茶色、縁(へり)がひだ状に波打ち、中央に隆起が3本走る。距(きょ)はない。 おもに冷温帯の落葉樹林下に生え、北海道から九州、および中国、インド北部に分布する。 名は、赤く、しわのある唇弁を猿の顔に見立てたもの。
【日本大百科全書】
科名 ラン科エビネ属 学名 Calanthe tricarinata Lindl.  サルメンエビネ 標準
Calanthe tricarinata Lindl. var. torifera (Schltr.) F.Maek.  サルメンエビネ synonym
【米倉浩司・梶田忠 (2003-) 「BG Plants 和名−学名インデックス」(YList)】
調理
薬効
季語 更新日 2018年 6月27日

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【花の色】   青〜青紫      赤〜朱  黄〜橙    混合
【実の色】 黒〜黒褐色  赤〜橙色  紫色  茶〜褐色  緑色  黄色  白〜灰色  色々
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