かぎ状のトゲと巻きひげで周囲の木に絡み付いています。
藪のようになったところに猿を追い込むと動けなくなるということで名付けられたようですが、実際に引っかかった猿は見たことがありません。
春になっても赤い実は鳥に食べられずに残っていました。
関西以西ではサルトリイバラの大きい葉を使って柏餅にする習慣があるそうです。
直木賞作家・白石一郎の「十時半睡事件帖」には”カシワの葉を拾って柏餅にする”というくだりがありますが、落ちているカシワの葉では柏餅を作れないということをご存じなかったようです。
メモ | さるとりいばら ユリ科の落葉蔓性小低木。高さ2〜3メートル。茎は細く他物にからみ、強い角質のとげをもつ。 葉は円形ないし楕円形で基部に2本の 【広辞苑】 |
||
---|---|---|---|
科名 | サルトリイバラ科サルトリイバラ属(シオデ属)、 ユリ科 |
学名 | Smilax china L. サルトリイバラ 標準 【米倉浩司・梶田忠 (2003-) 「BG Plants 和名−学名インデックス」(YList)】 |
調理 | 若葉をゆでて水にさらしてから、おひたしや和え物、天ぷらにして食べます。 | ||
薬効 | にきびや腫れ物、できものなどに効果があります。 | ||
季語 | 「 |
更新日 | 2014年 4月12日 |
【花の色】
白
青〜青紫
紫
桃
赤〜朱
黄〜橙
緑
混合
【実の色】
黒〜黒褐色
赤〜橙色
紫色
茶〜褐色
緑色
黄色
白〜灰色
色々
ホームに戻る
花の咲く時期
名前のさくいん