フランスでウツボグサを見つけ、ちょっと嬉しくなりました。
日本のウツボグサと同じに見えたのですが、花の大きさが少し違い、専門的には日本のウツボグサはセイヨウウツボグサの亜種とされ非常に近い種類だそうです。
ヨーロッパから東アジアに移動する間に性質が変わったのか、あるいは同じような植物が別々に発生したのか、なんとも不思議ですね。
セイヨウウツボグサの近くに、丈の低い白花も咲いていました。
芝生の中に生えていて、しょっちゅう芝といっしょに刈られているので、大きくなれなかったようです。
日本では白花をシロバナウツボグサとして区別していますが、こちらをシロバナセイヨウウツボグサとは呼ばないようです。
生えているところを見ても、普通のセイヨウウツボグサに混じって、たまに色白の花があるというだけで、種類としては同じなのかもしれません。
メモ | せいよううつぼぐさ(西洋靭草) ユーラシア大陸と北アメリカに広く分布しています。 わが国の「ウツボグサ」の近縁で、やや花の小さいのが特徴です。 川沿いや池沼のまわりなど、やや湿ったところに生え、高さは60センチほどになります。 茎には4稜があり、葉は披針形から長楕円形をしています。はっきりした葉柄があります。 5月から9月ごろ、円筒形の花序に紫色の花を咲かせます。白花や桃花の園芸品種もあります。 【ボタニックガーデン】 |
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科名 | シソ科ウツボグサ属 | 学名 | Prunella vulgaris L. subsp. vulgaris セイヨウウツボグサ 標準 【米倉浩司・梶田忠 (2003-) 「BG Plants 和名−学名インデックス」(YList)】 |
調理 | |||
薬効 | |||
季語 | 更新日 | 2013年 1月25日 |
【花の色】
白
青〜青紫
紫
桃
赤〜朱
黄〜橙
緑
混合
【実の色】
黒〜黒褐色
赤〜橙色
紫色
茶〜褐色
緑色
黄色
白〜灰色
色々
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花の咲く時期
名前のさくいん