シダレザクラ(枝垂れ桜)【イトザクラ(糸桜)】

メモ しだれざくら【垂れ桜】
 エドヒガンの一変種。枝は細くて垂直に垂れ下がる。花は葉より前に開き淡紅色、単弁または重弁。 樹齢長く、高さ20メートルに及ぶものがある。自生はなく、観賞用。しだれひがん。糸桜。しだりざくら。
【広辞苑】
シダレザクラ(ばら科サクラ亜属エドヒガンサクラ群)
 枝垂桜・糸桜・(信濃桜)
 エドヒガンザクラの変種で、枝を直立させるホルモンの欠如で、成長が早く木質化しないうちに伸びるので枝が垂れる。 花色に濃淡の違いや花弁が八重になったりすることが多い。
 高山村には、鑑賞できる枝垂桜は現在26本わかっているうち16本近くが百年を越えているものと思われる。
 枝垂桜が高山村に多いのは、信仰から来ているのではないかと言われている。 神佛や先祖を日差や雨風から守る為に傘のかわりに植えられたのではと。
 「信濃桜」室町時代の公家や歌人の日記に信濃桜を植え、花見の宴を催した記録が「糸桜」と合せてあり、民俗学の柳田国男先生は枝垂桜が信濃に多くあることから枝垂桜を信濃桜と言っていたのではないかと言っておられる。
【高山村の花の紹介】
科名 バラ科サクラ属 学名 Cerasus spachiana Lavale'e ex H.Otto var. spachiana f. spachiana  イトザクラ 標準
Cerasus spachiana Lavale'e ex H.Otto 'Pendula'  イトザクラ 狭義
Prunus pendula Maxim. f. pendula  イトザクラ synonym
【米倉浩司・梶田忠 (2003-) 「BG Plants 和名−学名インデックス」(YList)】
調理
薬効
季語 更新日 2014年 3月19日

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【花の色】   青〜青紫      赤〜朱  黄〜橙    混合
【実の色】 黒〜黒褐色  赤〜橙色  紫色  茶〜褐色  緑色  黄色  白〜灰色  色々
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