花粉症を引き起こす悪名高いスギの雄花です。
昔の子供はこれを杉鉄砲の玉にして遊んだものでした。
枝の先に目立たない雌花が膨らんでいます。
メモ | すぎ【杉・椙】 スギ科の常緑針葉樹。日本の特産。アジア各地に広く植林。幹は直立して約50メートルに達し、樹皮は褐色、繊維質で強靱。 葉は針状で小枝に集まってつく。雌雄同株。雄花は米粒大、黄褐色で数個ずつ枝端に群生。 雌花は黄褐色の球果となり、鱗片の間に種子を生ずる。材は木理がまっすぐで、柔らかく、脂気に富む。 家屋・桶・樽・曲物などに供し、樹皮は屋根などを葺くのに用い、葉は線香の料。 古くは神事に用いた。長寿命で、天然記念物の大木も多い。吉野杉・秋田杉・屋久杉など、産地名を冠して呼ばれる。 エンコウスギ・オウゴンスギなどの変種は、観賞用にも植栽。古名、まき。漢名、倭木。 【広辞苑】 スギの花(すぎ科) スギは日本特産で昔から有用木材として、全国に植林されており、高山村においても同様であります。 スギは雌雄異花同株で前年の枝先に花をつけて、この辺では3月から4月に花粉をまき、受粉すると雌花は、10月頃結実します。 花粉が舞うのは、晴天で乾燥し、強風の時です。 高山村での大樹は、蕨平の諏訪神社の神木が目通り(地面から130cm)646cm、赤和観音堂のスギは590cmあり、高杜神社の杉並木は、福島正則公、堀之内の館まで延長しようとした話が残されている。 名は幹が直立していることによる。す(直)き(木)、またすくすくと立つ木の意味ともいわれる。古名マキ。 【高山村の花の紹介】 |
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科名 | ヒノキ科スギ属(APG)、 スギ科 |
学名 | Cryptomeria japonica (L.f.) D.Don スギ 標準 【米倉浩司・梶田忠 (2003-) 「BG Plants 和名−学名インデックス」(YList)】 |
調理 | |||
薬効 | 切り傷、腫物、火傷、虫さされなどに効果があります。 | ||
季語 | 「杉の花」「杉の花粉」は晩春 「杉の実」は秋 |
更新日 | 2014年 4月17日 |
【花の色】
白
青〜青紫
紫
桃
赤〜朱
黄〜橙
緑
混合
【実の色】
黒〜黒褐色
赤〜橙色
紫色
茶〜褐色
緑色
黄色
白〜灰色
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