ミミナグサの仲間で、花はずいぶん大きく、兎の耳のような花びらの切れ込みもありません。
名前の由来は古今集の和歌に依るというまことしやかな解説を見かけますが、どこをどうみても接点があるようには見えません。
長野県と山梨県、岐阜県にだけ生えている希少種で、環境省の絶滅危惧II類(VU)、長野県の準絶滅危惧(NT)です。
メモ | タガソデソウ(たがそでそう)【誰袖草】 ナデシコ科の多年草。茎は直立し、高さ約40センチメートル。葉は広披針(こうひしん)形で長さ約7センチメートル。 初夏、茎頂に径約2センチメートルの白色花を数個開く。花弁は全縁。果実は長く突き出し、先端は反り返る。 中部地方の落葉樹林下に生え、中国東北部、シベリアに分布する。 名は、花が白く香気があることから、『古今集』の「色より香こそあはれと思ほゆれ、誰袖ふれし宿の梅ぞも」になぞらえたものという。 【日本大百科全書】 |
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科名 | ナデシコ科ミミナグサ属 | 学名 | Cerastium pauciflorum Steven ex Ser. var. amurense (Regel) M.Mizush. タガソデソウ 標準 Cerastium pauciflorum Steven ex Ser. タガソデソウ 広義 Cerastium pauciflorum Steven ex Ser. var. oxalidiflorum (Makino) Ohwi タガソデソウ synonym 【米倉浩司・梶田忠 (2003-) 「BG Plants 和名−学名インデックス」(YList)】 |
調理 | |||
薬効 | |||
季語 | 更新日 | 201年 2月 8日 |
【花の色】
白
青〜青紫
紫
桃
赤〜朱
黄〜橙
緑
混合
【実の色】
黒〜黒褐色
赤〜橙色
紫色
茶〜褐色
緑色
黄色
白〜灰色
色々
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花の咲く時期
名前のさくいん