タカネバラ(高嶺薔薇)【タカネイバラ(高嶺茨)】

オオタカネバラ 葉が大きく小葉の枚数が7枚以下、葉先は尖り、葉の根元には鋸歯がない
枝先に花ひとつ
実は紡錘形で2〜3cm
タカネバラ 小葉の枚数7枚以上、葉先は丸く、葉の根元まで鋸歯がある
カラフトイバラ 枝先に複数の花
実は球形で1〜1.5cm
ハマナス 小葉は7〜9枚
枝先に濃桃色の花を1〜3個
実は2〜3cm
メモ タカネバラ たかねばら / 高嶺薔薇
 バラ科の落葉低木。高山に自生し、蛇紋岩、石灰岩、火山岩などにも自生する。 樹高30〜40センチメートル、枝は細く紅褐色で、直角に細枝が出る。刺(とげ)はまっすぐで細い。 葉は6〜8センチメートル、光沢は少なく、表面は緑色で無毛、裏面は白色を帯びた緑で、主脈上に伏毛または刺毛がある。 小葉の数は7または9枚で、長楕円(ちょうだえん)形、先端は鈍く丸くとがり、縁(へり)には鋸歯(きょし)があり、葉軸に刺毛または腺毛(せんもう)がある。 6〜7月、小枝の先に1、2個の花を開く。小花柄は3センチメートルで腺がある。 萼筒(がくとう)は無毛で長楕円形、萼片は細く、先は葉状になることが多く、短い軟毛がある。 花は淡紅または紫紅色を帯び、直径3.5〜4センチメートル、花弁は5枚で広倒卵形、凹頭である。 雄しべは濃黄色で、花柱に毛があり、花に香りがある。 果実は紡錘形で長く、1.5センチメートル、濃紅色で照りがあり美しい。 中部地方より北の高山、四国(剣山(つるぎさん))に自生する。
【日本大百科全書(ニッポニカ)】
科名 バラ科バラ属 学名 Rosa nipponensis Crep.  タカネバラ 標準
Rosa acicularis Lindl. var. nipponensis (Crep.) Koehne  タカネバラ synonym
【米倉浩司・梶田忠 (2003-) 「BG Plants 和名−学名インデックス」(YList)】
調理
薬効
季語 更新日 2016年 7月17日

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【花の色】   青〜青紫      赤〜朱  黄〜橙    混合
【実の色】 黒〜黒褐色  赤〜橙色  紫色  茶〜褐色  緑色  黄色  白〜灰色  色々
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