タツタソウ(竜田草)【イトマキグサ(糸巻草)】

メモ 竜田草(タツタソウ)
 竜田草(タツタソウ)はメギ科タツタソウ属の多年草である。
 原産地は朝鮮半島北部、中国東北部、アムール地方などである。日露戦争当時に軍艦龍田の乗組員がこの花を持ち帰ったことからつけられた名前である。
 草丈は10センチから25センチくらいである。根際から生える葉は先が窪んだ心臓形で、蓮(ハス)の葉に似ている。
 開花時期は3月から4月である。花は葉の展開に先立って咲くものと同時に咲くものがある。茎先に花径1、2センチくらいの淡い紫色の花を1輪ずつつける。 花びらは6枚から8枚である。
 花の後にできる実は袋果(熟すと果皮が自然に裂けて種子を放出する)である。
 別名を糸巻草(イトマキグサ)という。葉の形からつけられた名前である。
【花図鑑】
科名 メギ科タツタソウ属 学名 Jeffersonia dubia (Maxim.) Benth. et Hook. ex Baker et S.Moore  タツタソウ 標準
Plagiorhegma dubia Maxim.  タツタソウ synonym
【米倉浩司・梶田忠 (2003-) 「BG Plants 和名−学名インデックス」(YList)】
調理
薬効
季語 更新日 2013年 2月22日

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【花の色】   青〜青紫      赤〜朱  黄〜橙    混合
【実の色】 黒〜黒褐色  赤〜橙色  紫色  茶〜褐色  緑色  黄色  白〜灰色  色々
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