雌雄異株の半寄生植物で、マツやツガなどの針葉樹の根に寄生して養分を吸収しています。
雌花の4枚の羽根のように見えるのは包で、今すぐ回りだして空に飛び出しそうです。
4枚羽根のツクバネの実は茶花として人気があります。
茶花に利用するには、伐り取った枝を逆さにして日陰干しすると緑色が褪せません。ぽろりと落ちてしまった実も枝に接着して利用できます。
羽根つき遊びは、この実を手で衝いて遊んだのが始まりと言われています。
(”羽根つき遊びの羽根に似ているので名付けられた”という解説を多く見かけますが、逆のような気がします。)
「つくばねの雹のかゝる焚火哉」一茶
メモ | つくばね【衝羽根】 ビャクダン科の落葉低木。山地に自生し、根の一部は他の植物の根に寄生する。 茎は高さ1メートル余。葉は対生し、卵形。雌雄異株。初夏淡緑色の小花を開く。 秋に結実する果実には4枚の翅状の 【広辞苑】 |
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科名 | ビャクダン科ツクバネ属 | 学名 | Buckleya lanceolata (Siebold et Zucc.) Miq. ツクバネ 標準 【米倉浩司・梶田忠 (2003-) 「BG Plants 和名−学名インデックス」(YList)】 |
調理 | ![]() |
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薬効 | |||
季語 | 秋 | 更新日 | 2014年 5月26日 |
【花の色】
白
青〜青紫
紫
桃
赤〜朱
黄〜橙
緑
混合
【実の色】
黒〜黒褐色
赤〜橙色
紫色
茶〜褐色
緑色
黄色
白〜灰色
色々
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