ご近所のお宅の庭で繁茂している夏草の中に、イヌゴマに似た桃色の花がたくさん咲いています。
漬け物の材料に栽培しておられるチョロギの花で、サルビアのような形をしています。
チョロギというちょっと変わった呼び名は、中国語の「朝露葱」を日本語読みにしたとか、ミミズを意味する朝鮮語の「チョロンイ」が訛ったなどと言われています。
漢字の表記もいろいろあり、塊茎が蚕に似ていることから「草石蚕」、チョロギという音から「丁呂木」「丁梠木」などとも書かれます。
また、祝い事に用いられる場合は縁起をかついで「長老喜」「長老貴」「長老木」「千代呂木」「千代老木」などと書かれるそうです。
メモ | ちょろぎ【草石蚕】 シソ科の多年草。中国原産。高さ約60センチメートル。茎は四角。全株に粗毛を生じ、夏から秋にかけて紅紫色の唇形花を総状に開く。 晩夏に地下に生ずる巻貝に似た塊茎は食用で、赤く染めて正月の料理に用いる。ちょうろぎ。 「しほらしき物づくし―貝割菜」(芭蕉文集) 【広辞苑】 |
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科名 | シソ科イヌゴマ属 | 学名 | Stachys sieboldii Miq. チョロギ 標準 Stachys affinis auct. non Bunge チョロギ synonym 【米倉浩司・梶田忠 (2003-) 「BG Plants 和名−学名インデックス」(YList)】 |
調理 | 甘酢漬けにしたり、煮物にして食べます。 | ||
薬効 | |||
季語 | 夏 新年 |
更新日 | 2014年 4月14日 |
【花の色】
白
青〜青紫
紫
桃
赤〜朱
黄〜橙
緑
混合
【実の色】
黒〜黒褐色
赤〜橙色
紫色
茶〜褐色
緑色
黄色
白〜灰色
色々
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花の咲く時期
名前のさくいん