太宰府天満宮で「飛梅」に出会いました。

「東風吹かば匂ひおこせよ梅の花 主なしとて春を忘るな」菅原道真

北信州でも雪が消えて春になると、たくさんの果物の中で、真っ先に咲き出します。

「痩我慢して咲にけり門の梅」一茶

遅い雪が降って綿帽子を被ることもあります。

「梅がかよ湯の香よ外に三日の月」一茶

信州では梅も桜も一緒に咲いています。

「梅咲や信濃のおくも草履道」一茶

収穫した実は梅漬けや梅ジュース、ジャムなどに加工します。

メモ	うめ【梅】 　(「梅」の呉音メに基づく語で、古くはムメとも）バラ科サクラ属の落葉高木。中国原産。古く日本に渡来。樹皮は黒褐色。 早春、葉に先だって開く花は、5弁で香気が高く、平安時代以降、特に香を賞で、詩歌に詠まれる。 花の色は白・紅・薄紅、一重咲・八重咲など多様。果実は梅干あるいは梅漬とし、木材は器物とする。 未熟の果実を生食すると、しばしば有毒。ブンゴウメ・リョクガクバイなど品種多数。 好文木(こうぶんぼく)。 【広辞苑】
科名	バラ科サクラ属	学名	Armeniaca mume (Siebold et Zucc.) de Vriese　 ウメ　標準 Prunus mume Siebold et Zucc.　 ウメ　synonym Prunus mume (Siebold) Siebold et Zucc. var. microcarpa Makino　 コウメ　異分類 【米倉浩司・梶田忠 (2003-)　「BG Plants 和名−学名インデックス」（YList）】
調理	梅漬け、梅ジュース、梅ジャムなどにします。
薬効	風邪や健胃、食欲増進に効果があります。 未熟な梅の実は青酸を含んでいて有毒です。
季語	初春。「梅の花」「野梅」「白梅」「臥龍梅」「老梅」「飛梅」「梅が香」「梅一輪」	更新日	2014年 2月23日

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【花の色】 白　 青〜青紫　 紫　 桃　 赤〜朱　 黄〜橙　 緑　 混合
【実の色】 黒〜黒褐色　 赤〜橙色　 紫色　 茶〜褐色　 緑色　 黄色　 白〜灰色　 色々
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