小さな花がたくさん集まった白いブラシのようで、普通の桜と違って華やかさはありませんが、新緑を背景にすがすがしさを感じさせてくれます。
宮中で占いのときに溝を彫って使ったことから「ウワミゾザクラ」と呼ばれたものが変化したのだそうです。
たくさん実が成り、黄色から赤くなっています。
花よりも黄葉のほうが目に付きます。
メモ | うわみずざくら【上溝桜・上不見桜】 バラ科サクラ属の落葉高木。花は小さく目立たない。高さ約10メートル。葉は楕円形。 5月頃、白色の小花を多数総状につける。豆粒大の核果が黒熟。 京都・新潟などでは若い花穂を塩漬にする。金剛桜。古名、ははか。 【広辞苑】 ウワミズザクラ(ばら科サクラ属) ウワミズザクラは、5月末より6月中旬ごろ、総状花序(房状)を出し、白色5弁の花を多数密につけ大木となる。 高山村では、特に松川沿いに多く見られ、秋に実は赤から黒紫色に変わってつく。 山田牧場まで分布して、キャンプ場の近くにある。 ウワミズザクラの名は「上溝桜」の転訛したもので、昔亀甲占いで、この材の上面に溝を彫って使ったので。 【高山村の花の紹介】 |
||
---|---|---|---|
科名 | バラ科ウワミズザクラ属 | 学名 | Padus grayana (Maxim.) C.K.Schneid. ウワミズザクラ 標準 Prunus grayana Maxim. ウワミズザクラ synonym Prunus padus L. var. japonica Miq. ウワミズザクラ synonym 【米倉浩司・梶田忠 (2003-) 「BG Plants 和名−学名インデックス」(YList)】 |
調理 | 若葉は天ぷらで、蕾は塩漬けにして食べます。 | ||
薬効 | |||
季語 | 更新日 | 2014年 3月19日 |
【花の色】
白
青〜青紫
紫
桃
赤〜朱
黄〜橙
緑
混合
【実の色】
黒〜黒褐色
赤〜橙色
紫色
茶〜褐色
緑色
黄色
白〜灰色
色々
ホームに戻る
花の咲く時期
名前のさくいん