ヨモギ(蓬)【モグサ(艾)、モチグサ(餅草)】

メモ よもぎ【蓬・艾】
 キク科の多年草。山野に自生。高さ約1メートル。葉は羽状に分裂、裏面に白毛がある。 秋、淡褐色で小形球形の頭状花を多数穂状につける。 葉に香気があり、若葉を餅に入れ、成長した葉は(きゅう)の「もぐさ」とする。 モチグサ。繕草(つくろいぐさ)蓬蒿(ほうこう)
【広辞苑】

もぐさ【艾】
 (燃え草の意)
 1)ヨモギの異称。
 2)ヨモギの葉を乾かして製した綿のようなもの。これに火を点じて灸治(きゅうじ)に用いる。 焼草(やきくさ)
【広辞苑】

ヨモギ
 ヨモギはどこにも生えている雑草で、春先芽生えた新芽は草餅に、お灸に用いられるモグサは葉の繊維、 五月の節句にはしょうぶ湯に生のまま入れたり、軒にかざったりした。
【信州高山村誌】
科名 キク科ヨモギ属 学名 Artemisia indica Willd. var. maximowiczii (Nakai) H.Hara  ヨモギ 標準
Artemisia princeps Pamp.  ヨモギ synonym
【米倉浩司・梶田忠 (2003-) 「BG Plants 和名−学名インデックス」(YList)】
調理 食べ方や薬効 草餅(この辺では「もぐさ餅」と呼んでいる)に入れて香りと色を楽しみます。
根を清酒に漬けてヨモギ酒にします。
端午の節句には、ショウブと一緒に束ねて風呂に入れ、菖蒲湯にします。
薬効 食欲増進、腹痛、下痢、虫刺されなどに利用します。
季語 更新日 2012年11月 2日

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【花の色】   青〜青紫      赤〜朱  黄〜橙    混合
【実の色】 黒〜黒褐色  赤〜橙色  紫色  茶〜褐色  緑色  黄色  白〜灰色  色々
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