ベニバナインゲン(紅花隠元)【ハナササゲ(花大角豆)、ハナマメ(花豆)】

ベニバナインゲンの花
ベニバナインゲンの白花
ベニバナインゲンの白花
ベニバナインゲンの花
ベニバナインゲンの花
ベニバナインゲンの白花
 高冷地の特産品で「高原大角豆(こうげんささげ)」と呼んでいる豆の花です。
 自宅で採れた種を毎年蒔いているので、いつの間にか朱色の花の中に白い花が混じるようになりました。

中南米の高地が原産で、江戸末期に花の観賞用として持ち込まれました。
 食用として本格的な栽培が始まったのは明治の北海道開拓で、「札幌農学校」がアメリカから種子を輸入したのが最初だそうです【相馬博士の作物百科】。
 内地では、群馬県六合村の大塚政美さんが大正15年に北海道から種子を取り寄せて栽培に取り組まれています。【六合村観光協会】
ベニバナインゲン
 現在は北海道の他、長野県や群馬県の高原地帯で栽培されたものが「花豆」「花いんげん」などという名前で販売されたり、餡などに加工されています。

ベニバナインゲンの蔓  蔓の先端は左に曲がりながら伸びています(植物の業界では「左巻き」と呼ぶ人が多い)。

べにばないんげん【紅花隠元】:
マメ科の蔓植物。熱帯アメリカ原産。原産地では多年草だが、通常一年草として栽培。 日本には江戸時代末頃に渡来、初めは観賞用、後に豆を食用に栽培。 葉は大きな3枚の葉からなる複葉で、長い柄で互生。夏に葉腋に赤色(時に白色)の蝶形花をつけ、のち、長さ10センチメートルの(さや)をつける。 種子(豆)は大形で、赤・黒などの斑紋がある。ハナササゲ。ハナマメ。 広辞苑

科名 マメ科インゲンマメ属
学名 Phaseolus coccineus
薬効
季語
撮影 2004年 6月26日
2010年 6月25日
2009年 7月 7日
2017年 7月20日
2009年 7月28日
2009年 7月28日
更新 2017年 7月20日

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【花の色】   青〜青紫      赤〜朱  黄〜橙    混合
【実の色】 黒〜黒褐色  赤〜橙色  紫色  茶〜褐色  緑色  黄色  白〜灰色  色々
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