ビワ(枇杷)

ビワ
 先日降った雪がまだ葉に残っていますが、寒さを凌ぐように薄茶色の毛がびっしり生えた蕾の中に、開きかけの白い花がいくつか見えています。
 虫の飛ばない時期でも自家受粉なので問題ないようです。

ビワの実
 本来は暖かい地方の果物ですが、雪国でも実ができています。

「桃栗3年柿8年、枇杷は9年で登りかね、梅は酸い酸い13年、柚子の大馬鹿18年、林檎にこにこ25年、女房の不作は60年、亭主の不作はこれまた一生」

びわ【枇杷】: バラ科の常緑高木。果樹として栽培。西日本に野生種がある。 高さ約10メートルに達し、葉は長楕円形、厚くて堅く、下面には淡褐色の毛を密生。 11月頃、帯黄白色の佳香ある小花を開き、翌年初夏、果実を結ぶ。 果実は黄橙色・黄白色などで、食用。葉は薬用、材は木刀などにする。ひわ。 広辞苑

科名 バラ科ビワ属
学名 Eriobotrya japonica
薬効 葉を乾燥したものは漢方薬として腰痛や肩こり、冷え性、皮膚炎などに使われています。
葉を食べると胃の中で青酸が発生すると記載されたものもあり、素人療法は危険です。
季語
撮影 2007年12月30日
2010年 7月15日
更新 2010年 7月16日

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【花の色】   青〜青紫      赤〜朱  黄〜橙    混合
【実の色】 黒〜黒褐色  赤〜橙色  紫色  茶〜褐色  緑色  黄色  白〜灰色  色々
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