ボタン(牡丹)

ボタン《鎌田藤》
ボタン
ボタン
ボタン
ボタン
ボタン
 艶やかで重たそうな花です。
 『立てば芍薬(しゃくやく)座れば牡丹(ぼたん)歩く姿は百合の花』と、昔から美人を表す花でお馴染みです。
 シャクヤクもボタンもよく似た花の形ですが、シャクヤクが枝分かれせずに真っ直ぐな形であるのに対し、ボタンは枝分かれし易く横に拡がることから、座っている美人に喩えられたのでしょうか。

「金まうけ上手な寺のぼたん哉」一茶

ぼたん【牡丹】:
ボタン科の落葉低木。中国原産。中国で花王と称する。観賞用・薬用に古くから栽培。 高さ1メートル余。葉は羽状複葉。4〜5月頃、直径20センチメートルもある美花を開く。 園芸品種が多く、色は紅・紫・白・淡紅など。 根皮は生薬の牡丹皮で、頭痛・腰痛・婦人病などの治療に用いる。二十日草。深見草。 名取草。山橘。 広辞苑

科名 ボタン科ボタン属
学名 Paeonia suffruticosa Andrews
薬効 鎮痛、消炎、解熱効果があります。
季語 夏。「ぼうたん」「白牡丹」「緋牡丹」。
「牡丹の芽」は初春。
「寒牡丹」は冬。
撮影 2009年 5月 8日
2010年 5月15日
2011年 5月23日
2011年 5月23日
2011年 5月23日
2011年 5月23日
更新 2014年 4月12日

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【花の色】   青〜青紫      赤〜朱  黄〜橙    混合
【実の色】 黒〜黒褐色  赤〜橙色  紫色  茶〜褐色  緑色  黄色  白〜灰色  色々
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