エンレイソウ(延齢草)

エンレイソウ
エンレイソウ
エンレイソウ
エンレイソウ
エンレイソウ
エンレイソウ
 3枚の葉の上に3枚の花びら(正確には外花被だそうですが)がちょこんと載っています。
 昔は食べ過ぎや食あたりに根を煎じて飲ませ、命拾いしたことから延齢草と名付けられたそうです。
 がくと花弁を合わせて花被といい、がくと花弁の質や形が同じか似ている場合の外側にある花被を外花被というのだそうです。

えんれいそう【延齢草】:
ユリ科の多年草。やや湿った山地の林下に自生。 茎は直立して20〜40センチメートル、頂に菱形の葉を3枚輪生。5月頃中央に帯紫紅色の花を開く。 果実は食用とし、また根茎を乾したものを延齢草根といい、胃腸薬とする。 よく似た別種に白花のシロバナエンレイソウがある。延年草。 広辞苑

エンレイソウ(ゆり科)
 山麓や山地の林内に生え、高さ30センチぐらい、葉は3枚、花弁がなく花被が3枚で、緑色または紫黒色で、5月ごろ咲く。 山田牧場の日陰のところに多く生えている。
 シロバナエンレイソウ(ミヤマエンレイソウ)は内花被が白色のもので、雨池や万座線の林内に生えています。
 村内の静寂さを示してくれる花の一つですが、有毒植物です。 名は「延齢草」ですが、どうして付けられたか不明。
【高山村の花の紹介】

科名 メランチウム(シュロソウ)科エンレイソウ属(APG)、エンレイソウ科、ユリ科
学名 Trillium apetalon Makino
Trillium smallii auct. non Maxim.
薬効 毒草吐き気、下痢、血圧低下、心臓衰弱、ショック死などを起こす猛毒です。
季語
撮影 2018年 4月10日 雪国植物園
2005年 4月17日
2005年 4月17日
2006年 4月29日
2009年 5月30日
2022年 6月30日 栂池自然園
更新 2022年 7月17日

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【花の色】   青〜青紫      赤〜朱  黄〜橙    混合
【実の色】 黒〜黒褐色  赤〜橙色  紫色  茶〜褐色  緑色  黄色  白〜灰色  色々
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