フキ(蕗)

フキノトウ
 春の代表的な山菜で、フキノトウ(蕗の薹)はフキッタマ(蕗玉)と呼んでいます。
 暖冬の影響か、寒中でも雪の間から顔を出しています。

フキノトウ
フキノトウ
一面に薹が立って花が咲いています。

フキノトウ
 雌雄別株で、雌株の雌花が受粉してタンポポのような綿毛のあるそう果実ができました。

ふき【蕗・苳・款冬・菜蕗】:
キク科の多年草。日本各地に自生、食用に栽培。茎は地中にあって甚だ短い。 葉柄は長さ30〜70センチメートル、上部に大きな腎臓形の葉をつける。 早春、葉に先立って、大きな(ほう)に包まれた花茎、「蕗の(とう)」を生じ、 多くの細かい白花を開く。雌雄異株。葉柄と花茎とは食用。 寒地には巨大なアキタブキが、また園芸品種がいくつかある。
ふきのとう【蕗の薹】(「蕗の塔」からか):
春の初めに蕗の根茎から生え出る花茎。ふきのじい。ふきのしゅうとめ。 広辞苑

フキ・フキノトウ:
フキは雪解けのころ、花のつぼみをふくらませ咲き出す。 このつぼみをフキノトウと呼んで利用する。 また、葉が開いたら葉の柄を利用して煮付ける。 フキ味噌、キャラブキなど。 信州高山村誌

食べ方や薬効 蕗味噌が代表料理ですが、ほかにもいろいろ楽しめます。

科名 キク科フキ属
学名 Petasites japonicus
薬効 乾燥したフキノトウはせき止め、去痰に用いられます。
茎や根はうがい薬に使えます。
季語 夏。「蕗の葉」
「蕗の薹」は春
撮影 2007年 1月28日
2004年 3月27日
2004年 3月27日
2004年 4月24日
更新 2007年 1月28日

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【花の色】   青〜青紫      赤〜朱  黄〜橙    混合
【実の色】 黒〜黒褐色  赤〜橙色  紫色  茶〜褐色  緑色  黄色  白〜灰色  色々
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