ギシギシ(羊蹄)

ギシギシ
 放っておくとどんどん増えて畑を占領する雑草です。
 こするとギシギシと音がするので名付けられたという話がありますが、はっきりしません。

ぎしぎし【羊蹄】:
タデ科の大形多年草。原野・路ばたの湿地に自生、長大な黄色の根をもつ。 雌雄同株。5月頃、茎頂と葉腋に花穂を出し、節ごとに淡緑色の小花が層をなしてつく。 花後、三稜の痩果(そうか)を結ぶ。 茎・葉は蓚酸を含み酸味が強く、酸を抜けば食用となる。 根は「しのね」といい、大黄(だいおう)に代用、緩下剤とする。 広辞苑

ギシギシ:
ギシギシも雑草でスイバと同じようにあまり利用されていないが、 ぬめりがあり利用している人もいる。 信州高山村誌

食べ方や薬効 おひたし、あえもの、いためものなどにして食べます。

科名 タデ科ギシギシ属
学名 Rumex japonicus Houtt.
Rumex regelii F.Schmidt
Rumex yezoensis H.Hara
Rumex crispus L. subsp. japonicus (Houtt.) Kitam.
Rumex crispus L. var. japonicus Makino
Rumex japonicus Houtt. var. sachalinensis (Regel) H.Hara
Rumex japonicus Houtt. var. yezoensis (H.Hara) Ohwi
薬効 いんきん、たむし、皮膚病、扁桃腺炎、高血圧、動脈硬化などに効きます。
季語 「羊蹄の花」は夏。「野大黄」「牛舌」
撮影 2004年 5月 9日
更新 2006年 5月13日

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【花の色】   青〜青紫      赤〜朱  黄〜橙    混合
【実の色】 黒〜黒褐色  赤〜橙色  紫色  茶〜褐色  緑色  黄色  白〜灰色  色々
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