ハイマツ(這松)

ハイマツ
ハイマツ
 高い山の稜線などで地を這うように広がっている這松です。
 新芽の付け根に雄花ができています。

ハイマツ(まつ科)
 高山帯に生え、よく枝分かれして長さ8〜15m、高さ1〜2mぐらいになる。 葉は短枝に5個づつ束生して、長さ3〜9cm、雄花は暗紫紅色で、本年枝の上部に1〜2個つく。 雌花は本年枝の上部に1〜3個、淡紫紅色、6〜7月に開花し秋に実になる。 姫五葉松に似るが直立しない。
 高山村では、毛無峠、山田峠附近、笠岳で見られる。いずれも大きい株や群落を作っている。 標高1800m以上のところに生えている。 笠岳頂上の半径2cmの枯枝で年輪を調べてみると約50年、1年間平均0.4mmで、年により気候の変化があり、厳しい環境を乗り越えて生きてきたことがわかる。
【高山村の花の紹介】

科名 マツ科マツ属
学名 Pinus pumila (Pall.) Regel  ハイマツ 標準
Pinus pumila (Pall.) Regel var. kubinaga Ishii et Kusaka  ハイマツ synonym
Pinus pumila (Pall.) Regel var. yezoalpina Ishii et Kusaka  ハイマツ synonym
薬効
季語
撮影 2013年 6月13日
2009年 6月14日
更新 2014年 3月20日

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【花の色】   青〜青紫      赤〜朱  黄〜橙    混合
【実の色】 黒〜黒褐色  赤〜橙色  紫色  茶〜褐色  緑色  黄色  白〜灰色  色々
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