ヒイラギ(柊・疼木)

ヒイラギ
 4枚の花びらがくるくるっと丸まった花がたくさん咲いています。
 大きなギザギザのある葉は下枝にだけあり、木の上部の葉には棘が見あたりません。
 どうも年を取ると棘がなくなってしまい、邪鬼や泥棒避けの役に立たなくなるようです。
 クリスマスの飾りでお馴染みの赤い実の成るヒイラギとは別種です。

ひいらぎ【柊・疼木】:
1)モクセイ科の常緑小高木。高さ約3メートル。葉は革質で光沢あり、縁には先が鋭いとげとなった顕著な切れ込みがある。 秋、単性または両性の白色の小花を密生、佳香を発する。花冠は鐘形で4深裂。熟すと暗紫色の核果をつける。 材は強く、細工物にする。 節分の夜、この枝と(いわし)の頭を門戸に挿すと悪鬼を払うという。
2)クリスマスの装飾に使うホーリー(holly)の称。モチノキ科の別種で、葉の形が1)に似るが実は赤熟する。セイヨウヒイラギ。 広辞苑

科名 モクセイ科モクセイ属
学名 Leiognathus nuchalis
薬効
季語 「柊の花」は冬
撮影 2008年11月 2日
更新 2008年11月 5日

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【花の色】   青〜青紫      赤〜朱  黄〜橙    混合
【実の色】 黒〜黒褐色  赤〜橙色  紫色  茶〜褐色  緑色  黄色  白〜灰色  色々
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