ヒキオコシ(引起し)【エンメイソウ(延命草)】

ヒキオコシ
ヒキオコシ
ヒキオコシ
 丈が高く四角い茎にヤマハッカに似た花がまばらに咲いています。
 葉をかむと強烈に苦く、倒れている人を引起こすほどの薬効があるとして名付けられました。
 弘法大師が行き倒れている行者にヒキオコシの搾り汁を飲ませたところ、すぐに回復して修行を続けたという故事があるそうです。

ひきおこし【引起し】:
シソ科の多年草。高さ1メートル内外。茎は角ばり、葉は広卵形。8〜9月頃、淡紫色の小唇形花を開く。全草非常に苦く、根を健胃薬とする。名は病人を「ひき起す」に由来するという。延命草。 広辞苑

科名 シソ科ヤマハッカ属
学名 Isodon japonicus (Burm.f.) H.Hara  ヒキオコシ 標準
Rabdosia japonica (Burm.f.) H.Hara  ヒキオコシ synonym
Plectranthus japonicus (Burm.f.) Koidz.  ヒキオコシ synonym
Plectranthus glaucocalyx Maxim. var. japonicus Maxim.  ヒキオコシ synonym
薬効 腹痛、消化不良、食欲不振に効果があります。
季語
撮影 2004年 9月11日
2006年 9月16日
2010年9月19日
更新 2013年 5月21日

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【花の色】   青〜青紫      赤〜朱  黄〜橙    混合
【実の色】 黒〜黒褐色  赤〜橙色  紫色  茶〜褐色  緑色  黄色  白〜灰色  色々
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