藪の中の木に絡み付いている蔓に、小さな花がかたまって咲いていました。
「イケマ」とは”太い根”というアイヌ語だそうです。
オクラのような実ができています。
もぎ取ると牛乳のような白い液がでてきますが、有毒です。
アサギマダラの幼虫はイケマを食べて毒を体内に貯えるので、鳥に襲われないという説があります。
蔓は左に曲がりながら伸びていきます
いけま【生馬・牛皮消】:
山地に多いガガイモ科の蔓性多年草。根は肥厚して紡錘形。蔓は帯紫色、葉は心臓形。 夏、白い5弁星形の小花をつける。実は紡錘状のサクカで、裂けて白毛のある種子を飛散。 根は生薬とし、利尿剤。馬の諸病の特効薬とするのは、アイヌ語名のイケマに「生馬」の字をあてたため起った俗信。 ヤマコガメ。コサ。 広辞苑
新芽は灰汁抜きし、茹でておひたしや卵とじにして食べます。
科名 | キョウチクトウ科カモメヅル属(イケマ属)(APG)、ガガイモ科 |
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学名 | Cynanchum caudatum |
薬効 | 利尿、強壮、強心薬として使われました。 根は有毒で、吐き気やけいれんを起こすので、素人療法は危険です。 |
季語 | |
撮影 | 2004年 6月24日 2009年 6月28日 2009年 6月28日 2011年 7月 9日 2011年 7月 9日 2011年 7月 9日 2005年 7月31日 2009年 6月28日 |
更新 | 2013年 5月29日 |
【花の色】
白
青〜青紫
紫
桃
赤〜朱
黄〜橙
緑
混合
【実の色】
黒〜黒褐色
赤〜橙色
紫色
茶〜褐色
緑色
黄色
白〜灰色
色々
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花の咲く時期
名前のさくいん