イネ(稲)

イネ
 水田のイネの穂から雄しべが顔を出しています。
 2003年は記録的な大冷害でしたので今年は豊作になって欲しいものです。

「ことし米親と云字を拝みけり」一茶

いね【稲】:
イネ科の一年生作物。栽培種は2種。サチバ種は東南アジア起源、現在、世界各地の熱帯・温帯で栽培。 グラベリマ種はアフリカ起源、現在はアフリカの一部でわずかに栽培。 サチバ種には、(もみ)の丸くて短い日本型、細長いインド型、大粒のジャワ型の3亜種がある。 日本への伝来経路は諸説あるが、縄文末期までに将来されたらしい。 草丈は、改良種では1メートルを超えない。茎は中空で数個の節がある。 葉は長線形で、葉身と葉鞘とから成り互生。夏から秋にかけて出穂する。 秋に熟する果実を米といい、食用。日本の農業上、最も重要な作物で、水田に栽培する水稲(すいとう)と、畑地に栽培する陸稲(りくとう)がある。 成熟の遅速によって早稲(わせ)中稲(なかて)晩稲(おくて)に分け、澱粉の性質によって(うるち)(もち)の2群とする。しね。 広辞苑

科名 イネ科イネ属
学名 Oryza sativa
薬効
季語 秋。「稲の花」「初穂」「稲穂」「稲実る」「稲の原」「稲の露」「稲の秋」「稲の香」「稲田」
撮影 2004年 8月 4日
更新 2005年 1月22日

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【花の色】   青〜青紫      赤〜朱  黄〜橙    混合
【実の色】 黒〜黒褐色  赤〜橙色  紫色  茶〜褐色  緑色  黄色  白〜灰色  色々
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