イタドリ(虎杖)

イタドリ
イタドリ
イタドリ
 アスファルトの割れ目からでも芽を出すしぶとい雑草の代表の一つです。
 痛みをとることから「痛み取り」と言われたのが由来だそうです。
 芽生えのとき竹の子にそっくりで、茎に赤味をおびたまだら模様があり、中国ではこれを虎の皮に見立てて虎杖としたのだそうです。

「虎杖や至来過て餅につく」一茶

いたどり【虎杖】:
タデ科の多年草。いたる所に生え、根茎は長く這う。若芽はウドに似て、紅色・微紅の斑点がある。 茎は中空で節があり、高さ1メートル余。葉は煙草の代用とした。雌雄異株。 夏、淡紅色または白色の花穂をつける。若芽を食用とし、また、根は「虎杖根」として利尿・通経・健胃剤とする。 古名は「たぢひ」「さいたづま」とも。 広辞苑

食べ方や薬効 若芽を生食や漬物、和え物、酢の物などにして食べます。
シュウ酸を含むので多食はしない。

科名 タデ科イタドリ属
学名 Fallopia japonica
Reynoutria japonica Houtt. var. compacta
Polygonum compactum
薬効 便秘、膀胱炎、結石などに効果があります。
季語
「虎杖の花」は夏
撮影 2006年 5月10日
2004年 6月29日
2004年 7月
更新 2014年 4月 7日

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【花の色】   青〜青紫      赤〜朱  黄〜橙    混合
【実の色】 黒〜黒褐色  赤〜橙色  紫色  茶〜褐色  緑色  黄色  白〜灰色  色々
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