畑の隅に植えられているイチョウの若木に、梅干のようにしわしわになった実がぶら下がっています。
以前はりんご畑だったところに、イチョウの木が植えられているのをあちこちで見かけるようになりました。
高齢化が進み、重いりんご箱を持ち上げられなくなってりんご栽培を止める農家が多くなっています。
何も作らないと畑が荒廃するので、持ち運びの容易な果樹として銀杏を栽培するようになったのでしょう。
高い梯子に昇って重いりんごを丁寧に収穫するよりも、地面に落ちている実を拾う方がずっと楽ですから、栗や銀杏栽培はこれからの主流になるかもしれません。
いちょう【鴨脚樹・銀杏・公孫樹】:
(イテフの仮名を慣用するのは「一葉」にあてたからで、語源的には「鴨脚」の近世中国音ヤーチャオより転訛したもの。一説に、「銀杏」の唐音の転)
イチョウ科の落葉高木。中国原産とされるが自生地は不明。 高さ約30メートルに達し、葉は扇形で葉柄を具え、秋、黄葉する。雌雄異株。 春、新葉と共に黄緑色の花を生じ、雄花は穂状、雌花に2胚珠。 秋、黄色の種子を結び、内に白色硬質の核がある。これを「ぎんなん」といい、食用。 材は緻密で美しく加工しやすい。 広辞苑
実から取り出した銀杏は茶碗蒸などで御馴染みです。
科名 | イチョウ科イチョウ属 |
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学名 | Ginkgo biloba |
薬効 | |
季語 | 晩春:「 秋:「銀杏」「銀杏黄葉」「銀杏散る」「銀杏落葉」「銀杏枯る」「銀杏の実」 |
撮影 | 2008年12月 2日 |
更新 | 2008年12月 2日 |
【花の色】
白
青〜青紫
紫
桃
赤〜朱
黄〜橙
緑
混合
【実の色】
黒〜黒褐色
赤〜橙色
紫色
茶〜褐色
緑色
黄色
白〜灰色
色々
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名前のさくいん