ジャノヒゲ(蛇の髭)【リュウノヒゲ(竜の髭)】

ジャノヒゲ
 密集した葉をかき分けると、薄紫色の花が顔を出しました。
 細長い葉を龍の髭に見立てて名付けられました。
 蛇には髭がないので変だなと思っていましたが、たまたま長崎に旅行したら「龍踊(じゃおどり)」という民俗芸能の龍が飾られており一応納得しました。

ジャノヒゲ
ジャノヒゲ
 艶々した青い実ができています。
 専門的には種子で、実ではないそうです。

皺々になった実が翌年まで残っていました。

りゅうのひげ【竜の鬚】:〔植〕ジャノヒゲの別称。
じゃのひげ【蛇の鬚】:
ユリ科の常緑多年草。山野の日陰に生え、しばしば人家に植える。 20センチメートルくらいの細長い葉を叢生、それを鬚に見たてた名。 地下に短い根茎と、一部が念珠状に肥厚した根とがある。初夏、淡紫色の小花を総状につける。 碧色・球状の種子が裸出する。乾燥させた根の(こぶ)麦門冬(ばくもんどう)といい、強壮薬とする。リュウノヒゲ。 広辞苑

科名 クサスギカズラ(アスパラガス、キジカクシ)科ジャノヒゲ属(APG)、スズラン科、ユリ科
学名 Ophiopogon japonicus (Thunb.) Ker Gawl.  ジャノヒゲ 標準
薬効 根が鎮咳や強壮などに用いられます。
季語
撮影 2009年 8月 2日
2009年12月12日
2009年 6月28日
更新 2009年12月12日

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【花の色】   青〜青紫      赤〜朱  黄〜橙    混合
【実の色】 黒〜黒褐色  赤〜橙色  紫色  茶〜褐色  緑色  黄色  白〜灰色  色々
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