カラスビシャク(烏柄杓)

カラスビシャク
カラスビシャク
 昔から畑にあった草で、特徴的な形をしているので覚えていますが、名前は知りませんでした。
 小さい柄杓だからカラスビシャクだそうです。
 農家のお年寄りが孫の子守りをしながら畑のカラスビシャクの塊茎を掘り取り、貯めておいたものを集荷人に売ってヘソクリにしたので、俗にヘソクリと呼びます。

からすびしゃく【烏柄杓】:
サトイモ科の多年草。しばしば畑の雑草。春、3小葉の複葉を伸ばす。 夏、帯紫緑色の仏焔苞に包まれた花穂に、白色の雄花(上部)と雌花(下部)とをつける。 塊茎は小球形で、悪阻(つわり)の妙薬という。ハンゲ(半夏)。ヘソクリ。 広辞苑

科名 サトイモ科ハンゲ属
学名 Pinellia ternata (Thunb.) Breitenb.
薬効 吐き気を抑えます。
季語
撮影 2004年 5月16日
2004年 5月22日
更新 2005年1月22日

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【花の色】   青〜青紫      赤〜朱  黄〜橙    混合
【実の色】 黒〜黒褐色  赤〜橙色  紫色  茶〜褐色  緑色  黄色  白〜灰色  色々
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